生産・管理分析用オンライン装置

ごみ焼却場に於ける飛灰連続測定装置

都市ごみ処理施設から発生するばいじん(飛灰)は有害な重金属類を高濃度に含有しており、処分場に埋立てる前に加湿による飛散防止と、重金属の溶出抑制処理が義務付けられています。この飛灰の性状は、投入ごみの質、炉本体や排ガス処理設備の運転条件など様々な因子に影響され、飛灰中の重金属濃度は時々刻々と変化しています。この変動を常にモニタリングすることは、処理後飛灰の埋立て処分時の溶出基準に適した処理が必要であるという下流側からだけでなく、上流のプロセス側からみた運転状況の監視の観点からも重要です。

以上の背景から、当社では飛灰中重金属の自動連続分析計を開発しました。分析部には蛍光X線分析法を採用し、またサンプラー部にはシンプルな機構で飛灰を採取・排出できるものを開発しました。当製品の外観と導入イメージを図1に、測定精度を図2にそれぞれ示します。本技術はセンシング技術の一つとして、例えば都市ごみ処理施設内においては焼却灰やスラグなどへの適用も視野に、他の様々なものに含まれる元素分析技術として展開を図っていきます。

いつの時代においても最優先される安全・安心の確保に確実に応える技術として、本技術を順次案件に適用していきます。

<技術研究所 環境・ソリューション技術グループ>

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(日立造船株式会社殿 ホームページより抜粋)

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